裁判所を通さず夫婦間の話し合いで離婚を決めることを、協議離婚と言います。
協議離婚をする際には、離婚協議書を作成して取り決めの内容を文書にしておくことが大切です。
そこでこの記事では、離婚協議書を作成するポイントを紹介します。
▼離婚協議書を作成するポイント
■離婚届を出す前に作成する
離婚協議書は、離婚届を出す前に作成しましょう。
一度離婚が成立してしまうと、相手方が話し合いに応じてくれなくなる恐れがあるためです。
離婚から2年経つと、財産分与が時効になるので注意が必要です。
■弁護士に作成を依頼する
離婚協議書の内容によっては、不利益を被る場合があります。
そこで、弁護士に作成を依頼すると良いでしょう。
相手方の支払いが滞った場合の対応についても、しっかりと対策してくれます。
■原本は必ず保管する
離婚協議書の原本は、必ず保管しましょう。
後から相手方に「そんな約束はしていない」と主張され、トラブルに発展するリスクを下げられます。
離婚協議書は同じ内容のものを2部用意し、お互いに1部ずつ保管します。
離婚協議書を公正証書化した場合は、万が一紛失しても公正役場で再発行が可能です。
▼まとめ
離婚協議書を作成する際は、次のポイントに気を付けましょう。
・離婚届を出す前に作成する
・弁護士に作成を依頼する
・原本は必ず保管する
離婚に関するお悩みがある場合は、さぬき市の『白河原法律事務所』までご相談ください。
法律のプロフェッショナルが、問題の早期解決に尽力いたします。