相続で起こりえるトラブル

query_builder 2024/04/15
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相続は、親族間でトラブルが起こりやすいです。
どのようなトラブルが起こりやすいか、把握しておくことで対策ができるでしょう。
そこで今回は、相続で起こりえるトラブルについて紹介します。
▼相続で起こりえるトラブル
■連絡が取れない相続人がいる
相続人が海外に住んでいる場合や、連絡先が不明なケースがあります。
連絡が取れないと相続手続きが遅れ、分割協議も進まないでしょう。
■遺言書の内容が偏っている
遺言書によって、相続人の一部に多くの財産を分配したり、一部の相続人を相続から除外したりすることがあります。
このような場合、遺言書の有効性や公正性に疑問が生じ、トラブルに発展しやすいです。
■相続財産に負債が多い
相続財産の中には、不動産や株式などの資産だけでなく負債も含まれます。
負債が資産を上回る場合、相続放棄や限定承認の手続きをしなければ、相続人が自己責任で負債を引き受けなければなりません。
■遺産を独占しようとする相続人がいる
相続人の中には、自分だけが遺産を受け取ろうとしたり、他の相続人に不利な条件で分割協議を迫ったりする場合があります。
他の相続人と連携して対抗したり、裁判所に分割調停や分割審判の申し立てをしたりするのが効果的です。
■想定外の相続人が現れた
まれに、隠し子や不倫相手など、想定外の相続人が現れることがあります。
このような場合、相続人の存在や権利を確認したり、他の相続人と協議したりしなければなりません。
▼まとめ
相続では、連絡が取れない相続人がいる・遺言書の内容が偏っている・相続財産に負債が多いなどさまざまなトラブルが起こりえます。
事前に対策することで防げるトラブルもあるため、弁護士に相談するのがおすすめです。
『白河原法律事務所』では、相続問題の解決をサポートいたしますので、トラブルが大きくなる前にご相談ください。

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