公正証書を作成するメリット

query_builder 2024/02/01
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公正証書とは、公証人が権限に基づいて作成する文書を指します。
法的に効力があるため、大事な書類を作成する際におすすめです。
そこで今回は、公正証書を作成するメリットについて紹介します。
▼公正証書を作成するメリット
■紛失や改ざんの心配がない
公正証書は公証人が保管するため、紛失や改ざんの心配がありません。
公証人は、公正証書の内容を電子的に登録して国に報告する義務があるため、公正証書の内容は国にも保証されます。
一般的な契約書や遺言書と比べて、安全性が高いです。
■強制執行が可能
公正証書には、強制執行条項を付けられます。
内容に基づく債務の履行を求める場合に、裁判所の判断を待たずに強制執行が可能です。
たとえば、貸金の返済や物件引き渡しの際、強制執行条項があれば債権者は直ちに差し押さえや強制退去の手続きができます。
■証拠能力が高い
公正証書は、公証人が作成するため、内容の真実性や有効性が法的に認められるのが特徴です。
これを証拠能力と呼び、裁判所で争われる場合に最も強力な証拠として扱われます。
遺言書が公正証書であれば、遺言者の意思や署名捺印の事実などが確実に立証されるでしょう。
一方で、自筆証書や口頭遺言は、疑義や反論が生じるリスクが高いです。
▼まとめ
公正証書は紛失や改ざんの心配がなく、強制執行が可能です。
また証拠能力が高いため、裁判で強力な証拠として扱われます。
『白河原法律事務所』は、専門的な知識を持つ弁護士が在籍する法律事務所です。
相続・遺言問題に速やかに対応いたしますので、お悩みがある方はご相談ください。

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