在宅事件と身柄事件の違い

query_builder 2024/03/01
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在宅事件と身柄事件は、よく比較される事件です。
それぞれ内容や対応方法などが異なるため、正確に理解することが重要でしょう。
そこで今回は、在宅事件と身柄事件の違いについて紹介します。
▼在宅事件と身柄事件の違い
■在宅事件
在宅事件とは、被疑者が逮捕や勾留で身柄を拘束されていない事件を指します。
警察は被疑者に対して任意で事情聴取を行いますが、任意である以上拒否が可能です。
被疑者は事情聴取に応じるかどうかを自由に決められ、被疑者に弁護人の立ち会いを認める義務はありません。
在宅事件は被疑者の自白や証拠が不十分な場合、起訴されない可能性が高いです。
■身柄事件
身柄事件とは、被疑者が逮捕や勾留で身柄を拘束されている事件を意味します。
警察は被疑者に対して強制的に事情聴取を行い、被疑者は事情聴取に応じなければなりません。
被疑者に弁護人の立ち会いを認める義務がありますが、面会時間や回数は制限される場合があります。
身柄事件は被疑者の自白や証拠が十分あれば、起訴される可能性が高いです。
▼まとめ
在宅事件は被疑者が拘束されておらず、任意で事情聴取を行う事件を指します。
一方で身柄事件は被疑者を拘束し、強制的に事情聴取を行う事件のことです。
どちらの事件に該当するかは、犯罪の種類や被疑者の対応などさまざまな基準を考慮して決定されます。
『白河原法律事務所』では、在宅事件に関するご相談も承っていますので、お困りの際はご相談ください。

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