財産目録を作成する際のポイントについて

query_builder 2024/03/08
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財産目録は、相続人や遺言執行者が遺産分割を行うために必要な書類です。
トラブルを避けるためには、ポイントを押さえたうえで作成しましょう。
そこで今回は、財産目録を作成する際のポイントについて紹介します。
▼財産目録を作成する際のポイント
■財産の種類や割合をわかりやすくまとめる
財産目録には、故人が亡くなった時点で所有していた財産の種類・金額・相続税の評価額を記載します。
種類や割合をわかりやすくまとめると、遺産分割の基準や相続税の計算がスムーズに行えるでしょう。
さらに不動産・預貯金・株式・生命保険に分けて記載し、割合は全体の100%になるようにパーセント表示するとわかりやすいです。
■財産を漏れなく記載する
財産目録を作成する際は、故人が所有していた財産を漏れなく把握することが重要です。
漏れがあると遺産分割や相続税の計算が正確に行えず、相続人間のトラブルの原因にもなりかねません。
遺言書・戸籍謄本・預金通帳・印鑑証明書・不動産登記簿謄本の書類を確認して、正確に記載しましょう。
■財産の価値や負債を明確にする
不動産や株式の価値が変動する財産は、その時点での評価額や評価方法を明記する必要があります。
生命保険や負債は、受取人・債権者・契約内容・返済期限も詳しく記載しましょう。
▼まとめ
財産目録を作成する際は、財産の種類や割合をわかりやすくまとめましょう。
また、財産を漏れなく記載することや、財産の価値や負債を明確にするのも重要です。
『白河原法律事務所』では、相続問題の解決や書類の作成などに対応しております。
金銭・不動産・家族問題まで幅広く取り扱っておりますので、お悩みの方はご相談ください。

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