共有物分割請求とは、複数人と共有している不動産の解消を請求できるものです。
しかし、さまざまなリスクもあるため、あらかじめ把握しておきましょう。
本記事では、共有物分割請求によるリスクについてご紹介します。
▼共有物分割請求によるリスク
共有持分をそのままにしておくと、あとからトラブルになるおそれがあります。
そこで行うのが共有物分割請求ですが、下記のようなリスクがあるため注意しましょう。
・共有者間で意見の食い違いがでる
・法的争いになる場合がある
・時間がかかる
共有物分割請求を行った際、一部の共有者が売却を希望する一方で、他の共有者が共有物を維持したいと希望し、話し合いが難航する可能性があります。
なかなか解決せず、共有物分割請求訴訟を行う場合もあるでしょう。
状況によっては、時間がかかってしまうケースも少なくありません。
■共有物分割請求は専門家に相談
共有持分があって対処に困っているのなら、共有物分割請求について専門家に相談してみましょう。
法的知識を持つ専門家が、第三者として間に入ることによってスムーズに進む場合もあります。
トラブルにならないよう、早い段階での相談を検討してみてくださいね。
▼まとめ
共有持分を分割するために行う共有物分割請求ですが、協議だけでは解決しないといったリスクがあります。
親族間での大きなトラブルにならないよう、早めに専門家に相談してみてくださいね。
さぬき市にある『白河原法律事務所』では相続や遺言など、法的な問題に関するご相談を承っております。
信頼してご相談いただけるよう努めておりますので、当事務所に遠慮なくお問い合わせください。