弁護士のみに許されている「独占業務」があるのはご存じでしょうか？
万が一無資格者が独占業務を行うと、依頼者が不利益を被ることがあり、罰則の対象となります。
そこでこの記事では、弁護士の独占業務の範囲について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼弁護士の独占業務の範囲
■紛争相手との交渉
弁護士のみ紛争相手との交渉が可能で、刑事・民事の両方の争いを扱えます。
個人間のトラブルから企業間のトラブルまで、さまざまなことを相談できるでしょう。
■損害賠償請求
損害賠償請求は、弁護士のみに許された独占業務の一つです。
例えば交通事故問題において、相手方の保険会社との交渉ができるのは弁護士だけです。
相手から損害賠償請求をされた場合も、依頼主の代理人として相手方と和解・減額交渉を行えます。
■代理人としての裁判所への出廷
弁護士は依頼主の代理人として、裁判所への出廷が許されています。
訴訟額が一定以下の場合は司法書士でも代理人になれますが、これは簡易裁判所のみです。
家庭裁判所・地方裁判所などへの出廷は、弁護士でなければできません。
▼まとめ
次の業務は、弁護士でなければ行えません。
・紛争相手との交渉
・損害賠償請求
・代理人としての裁判所への出廷
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