好意同乗とは?

query_builder 2024/02/15
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交通事故が発生した場合、同乗者も損害賠償の請求が可能です。
好意同乗では、基本的に同乗者は責任を負いませんが、責任を問われるケースもあります。
そこで今回は、好意同乗について解説します。
▼好意同乗とは
好意同乗とは、運転者が営業目的でなく、好意で同乗させることです。
相手に親切にするためや交通費を分担するためなど、さまざまな理由があります。
▼事故で同乗者が責任を負うケース
■同乗者が事故の損害拡大に関与した
同乗者が運転者の注意をそらし危険な指示をした場合、事故の損害拡大に関与したとみなされる可能性があります。
この場合、同乗者は運転者や被害者に対して損害賠償責任を負わなければなりません。
■同乗者が事故の発生に関与した
同乗者が運転者の体調や能力を知りながら無理に運転させると、事故の発生に関与したと判断されることがあります。
直接的な原因でなくても、責任を問われる可能性があるでしょう。
■同乗者の車を他人に運転させて事故を起こした
同乗者が自分の車を他人に運転させて事故を起こした場合、運行供用者責任という法律上の責任が発生します。
これは、自分の車を他人に使用させた行為について、一定の監督義務や管理義務を負うというものです。
▼まとめ
好意同乗とは、好意で自分の車に他人を乗せることです。
交通事故の際は、原則同乗者は責任を負いませんが、事故の損害拡大や発生に関与した場合には責任を問われることがあります。
『白河原法律事務所』では、交通事故問題に関する依頼も承っていますので、お困りの際はご相談ください。

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