遺言書の破棄や偽造への対処法について

query_builder 2024/05/15
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遺言書の破棄や偽造する行為は、相続人の権利を失います。
もし、このような行為が発覚した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
そこでこの記事では、遺言書の破棄や偽造への対処法ついて解説します。
▼遺言書の破棄や偽造への対処法
■破棄
遺言書を破棄されたときの対処法は、訴訟の提起です。
本人が破棄を認めない場合、裁判を通じて相続欠格の確認を行います。
また、不法行為に基づく損害賠償の請求が可能です。
ただし、破棄の証拠を揃えられない場合、立証が難しくなるでしょう。
■偽造
遺言書を偽造された場合の対処法は、遺言の無効を主張するのが一般的です。
また偽造行為をした本人は、破棄と同様に相続欠格者となります。
偽造に関しては、筆跡鑑定・印影鑑定・指紋鑑定の立証が有効です。
▼遺言書の破棄や偽造を防ぐ方法
公正証書遺言を作成しておけば、破棄や偽造を防げます。
その理由は、遺言の内容が適しているか役場の公証人が確認してくれるからです。
遺言書の破棄や偽造を証明するのは、容易ではありません。
そのため、事前に防ぐ対策を講じておくと安心です。
▼まとめ
遺言書の破棄や偽造に対しては、訴訟を提起して対応するのが一般的です。
しかし、どちらも証拠を揃える必要があり、立証が難しいケースが多いでしょう。
そのため破棄や偽造を防ぐには、公正証書遺言の作成がおすすめです。
さぬき市の『白河原法律事務所』は、相続問題について実績豊富な弁護士がサポートいたします。
相続・遺言について不安や疑問がある方は、当事務所にご相談ください。

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