親権を決める流れについて

query_builder 2024/03/22
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子どもがいる夫婦が離婚する場合、親権を決めなければなりません。
しかし、どのような手順で進めればよいかわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、親権を決める流れについて紹介します。
▼親権を決める流れ
①家族間で話し合う
親権は、家族間で話し合って決めるのが望ましいでしょう。
親権者は、子どもの監護や教育に関する権利や義務を持つ人です。
子どもの意見や利益を尊重し、面会交流や養育費なども合意しておくと良いでしょう。
②離婚調停の申し立てを行う
夫婦間で親権者を決められない場合は、家庭裁判所に離婚調停の申し立てを行います。
離婚調停とは、家庭裁判所の調停委員が夫婦の間に入って話し合いを促し、離婚や親権に関する合意を目指す手続きです。
離婚調停で合意が成立すれば、その内容が法的に効力を持ちます。
③家庭裁判所の審判により決める
離婚調停で合意が成立しない場合は、家庭裁判所に審判を申し立てます。
家庭裁判所の裁判官が夫婦の主張や証拠を聴取して、離婚や親権などに関する判断を下します。
④離婚訴訟で決める
審判でも納得できない場合は、最終手段として離婚訴訟を起こすのも可能です。
離婚訴訟は家庭裁判所における通常の民事訴訟で、夫婦双方が弁護士を通じて主張や証拠を提出し、裁判官が最終的な判断を下します。
▼まとめ
親権は、以下の流れで決めるのが一般的です。
①夫婦間で話し合う
②離婚調停の申し立てを行う
③家庭裁判所の審判により決める
④離婚訴訟で決める
『白河原法律事務所』では、親権問題に関するご相談を承っております。
暮らしや権利にまつわる問題についてお困りの方は、ご相談ください。

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